子供たちからの声

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第五-52

101 私と妹1は6月2日に解放されましたが、下の妹の保護はまだまだ続いていました。
毎週日曜日には、乳児院まで、下の妹に会いに行きました。
しかし、私達が案じていた通り、にこにこ笑顔を周囲に振りまいていた下の妹は、知らない人に無理やり連れ去られた恐怖のためでしょう。全く別人のようになってしまいました。
私と妹1、母の3人は乳児院に着いて、保母さんが下の妹を連れてくるのを待っていました。
保母さんに手を引かれて歩いてきた下の妹は、不安げな顔をしていて、母が「こっちにおいで。」と言っても、血相を変えて「いやだーーーーーーー!!!!!いかなーーーーーいい!!!」と泣き喚き、保母さんのもとを離れませんでした。
母とは私たち以上に離れていた期間が長かったので、今度は一番可愛がっていた妹1が、下の妹を呼びます。
でも妹1がどんなに「おいで。」と言ったり、私が「お姉ちゃんだよ。」と言っても、下の妹は泣き喚くばかりです。
だいぶ時間が経って、ようやく思い出したのか、妹1の膝の上に来るようにはなりましたが、母や私に対しては、「いやだーーーーーー!!いんなーーーーーい!!!(いらないという意味でしょう)」と泣き叫んでいました。
下の妹は、大好きな人がそばにいなくなってしまうことを異常に怖がり、怯えてしまうようになっていました。

ところが、私達が帰るため、他の子供達のいる部屋まで、下の妹を連れて行き、保母さんに下の妹を預けると、境目の柵のところで、下の妹は私達のことを悲しげな目でじっと見つめながら、「ばいばい、ばいばい。」と手を振っているのです。
他の子供達がどんなに楽しそうに遊んでいても、下の妹は私達の姿が見えなくなるまで、手を振り続けていました。
この時の妹の顔、声、仕草を思い出すだけで、涙が出てきます。
いつもいつも、屈託の無い笑顔を絶やさなかった妹が、切ない顔をして、「ばいばい」と言って、手を振っているのです。
私は、このまま連れて帰りたいという思いで涙をとめることはできませんでした。
次の週からは、私達は妹が大好きだった縫いぐるみ、おもちゃを持って行ったり、大好きなビスコをおやつにあげたり、夕ご飯を食べさせたりと、少しずつでも、すっかり閉ざしきってしまった妹の心が開くように、頑張りました。
行く度に、少しずつではありましたが、私達に対して心を開いてくれるようになりました。
でも突然まったく知らないところに連れて行かれたことが、よほど衝撃だったのでしょう。
元のような愛くるしい、誰にでも笑顔を向けるような可愛らしさはすっかり失われ、笑わない子になっていました。
下の妹が私たちの元に返ってきたのはその年の12月14日になってのことです。
突然の保護事件から8ヵ月と7日いう長期間でした。
今回のことで、幼い妹の心には、おそらく一生、消えることのない傷がついてしまいました。
今でも、下の妹は、一人になることを異常に怖がります。
ちょっとしたことでそばを離れようとすると、「行かないでーーー!」と言って、しがみ付いてくるのです。
それに、思い出してしまうのか、知らない人を見ると怯えてしまいます。
下の妹を外で遊ばせているときに、郵便屋さん、宅急便屋さんが配達に来ると、下の妹は血相を変えて、こちらに駆け寄ってきます。
以前は、どんな人にもニコニコと笑顔を向けていたのにです。
こんな事件に巻き込まれる前の、幸せだった下の妹に早く戻ってほしいと思っていますが、いまだに下の妹の傷はなおっていないと思います。



第五-53へつづく

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最終更新:12月18日

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