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第3-9
【2度目の屋久島・MASAYAさんとの出会い】
1 次に屋久島に行ったのは、平成14年4月頃だったんですが、ホテルの中にあるホールでホームコンサートがありました。ここで初めてMASAYAさんに会い、初めて話をしました。コンサートは、夕食を食べた後の夜8時からだったので、私は眠くて眠くて、こっくりこっくりしながら座っていました。弟は完全に寝ていました。
2 コンサート中、MASAYAさんは私と弟を見て、「あらら、子供達が寝ちゃった。」と言って、お母さんに「上の子、なんて名前なの?いくつ?」と聞いていました。お母さんは「シャーマンです。9歳です。」と嬉しそうに答えて、「君、なんだかシャーマンみたいでかっこいいね。」と言われました。私は何とか目だけはこじ開けていたので、MASAYAさんは続けて「シャーマンって何だか知ってる?」と聞かれました。私はシャーマンとは何なのか、全然わかりませんでしたが、「何だかかっこいい!」と思いました。弟は、髪の毛が長かったので、「下の子は女の子なの?なんて名前なの?」と聞かれていました。「男の子です。Kです。」と、お母さんが言うと、「えぇ!男の子なの!?髪が長くて、インディアンの男の子みたいだね。リトルトリーみたいだね。」と言っていました。
3 次の日の朝、私は一人で、レストランとお店がある建物で「風の谷のナウシカ」を読んでいました。そこにMASAYAさんが歩いてきて、「あ、シャーマンだ。何読んでるの?」と聞かれました。私は「ナウシカ。」その答えにMASAYAさんは「そうなんだ。ましゃもその本好きなんだ。いい話だよね。」と言って、また歩いていきました。全巻読み終わったので、外で遊びに行こうと、部屋まで弟を呼びに行きました。弟と一緒に外に出たら、レストランやお店がある建物のすぐ近くの岩の上に巨大ムカデがいました。15センチぐらいの長さで今までに見たことが無いぐらい大きなムカデだったので私と弟は「スゲー!」とビックリしながら見ていたら、ちょうどそこにMASAYAさんが通りかかり、「また会ったね。どうしたの?・・・うわーでっかいムカデ!!ちょっと誰か、ムカデ!ムカデ!何とかしてー!」とスタッフの人を呼び、私と弟に「あぶないから触っちゃダメだよ。」と言って、またどこかへ行ってしまいました。巨大なムカデはホテルのスタッフの人がすぐに来て、無事に退治されました。このときにMASAYAさんに出会ったのは、このムカデ事件が最後だったのですが、私は「MASAYAさんって、思ったより面白い人だなー。」と思いました。
4 平成14年9月、東京で、MASAYAさんのコンサートに行きました。このときに、初めての東京だったので、私と弟は、はしゃいでいました。私は、コンサートの間は本を読んでいましたが、もう全部読み終わってしまい、とっても退屈でした。お母さんはコンサートの途中で、後ろの誰かと親しげに話していて、知り合いでもいたのかな?と思いました。「シャーマンちゃん、後ろにいるのはMEちゃんだよ。」と言われ、後ろを振り向くと、4人の女の子が並んで座っていました。4人とも、知らない人達だったので「この人達、誰?」と聞きました。「Bさんと、ブーちゃんマンと、MEちゃんと、妹1ちゃんだよ。」と、言われたのですが、コンサートの休憩中だったために、照明がうす暗くて顔がよくわからず、名前も顔も覚えられませんでした。このときは、まさか将来のかけがえのない親友になるなんて思いもしませんでした。